諏訪湖に出現!5年ぶりの御神渡り!!

2018/02/15/ 9:21:18
カテゴリー:森暦

連日の寒波で朝晩氷点下の気温が続いていますが、気温が低いからこそ見られる氷の亀裂現象“御神渡り”が諏訪湖に出現しました。

“御神渡り”とは、湖面が全面結氷してヒビ割れが生じ、この部分が再結氷し、朝の気温上昇に伴って氷が膨張し、裂け目の氷が持ち上げられる現象。氷が収縮してヒビ割れを起こすほど気温が低下しないと出現しないため、暖冬続きだったこの数年見ることはなく、“御神渡り”は現れたのは、なんと5年ぶり!

 諏訪大社の上社と下社は、“御神渡り”が現れる諏訪湖の両岸に相対して祀られているため、神が渡った跡であるかのように思われ、伝説では上社の男神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が下社の女神・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)へ会うために通った道とされています。

 寒さが厳しいからこそ出会える神秘的な自然現象“御神渡り”。上社側から下社へ向かって伸びる氷の道を見ていると、なぜか気持ちが高揚し、運気がみなぎってくるような感覚になります。厳冬の年にのみ体験できる、超絶なパワースポットなのかもしれません。

 全面結氷した諏訪湖もこの数年ではとても珍しく。太陽の光を反射し輝くクリスタルな湖面は、とても幻想的です。

 

 

 

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