ぶらっと、ふらっと、暖冬の諏訪散歩。

2026/03/25/ 8:48:08
カテゴリー:味わい話, 散歩, 立ち寄りスポット

今年の冬は、気温が平年よりも高く降雨量も少なめで、比較的おだやかな天候が続いている。陽射しも少しずつ強まって、フキノトウを見掛けるようになってきた。
今冬を振り返ると、一時的に強い寒気が流れ込み諏訪湖が完全結氷し“御神渡り”が期待されたが、結局、出現には至らず、氷が張ることすら珍しくなってしまった。

久しぶりに様子を見にいくと、満々と水を湛えた湖面を観光船が悠然と進み、3月の諏訪湖とは思えぬ春のような光景だ。

さて、湖畔の散歩中、思わぬ発見が。公園の一角に佇むD51機関車に目が留まり、近寄ると屋根付きで保存状態がわりと良く、機関室に自由に入ることができた。茅野駅前にもSLが展示されているが中には入れない。

巨大な鋼鉄製のボイラーに直結する無数のバルブ!ひしめくメーター!石炭を入れる投炭口!間近で見ると凄い迫力である。機械というよりも生き物のようだ。
 
複雑なバルブやレバーを操作しながら、休む間もなく石炭を投げ込み、SLを走らせていた機関士と機関助士に敬服せずにはいられない。電車の自動運転実証試験が行われている昨今とは、隔世の感がある。


前方の窓は、石炭の煙、飛び散る火の粉、熱風から機関士を守るため、驚くほど小さい。ここからどうやって前方を確認していたのか?当時の機関士のスキルの高さは驚愕ものである。

このD51は昭和18年に製造された824号機で、約27年間にわたり約170万㎞(地球を約42周)を走り抜いたという。今は静かに諏訪湖を見つめているだけだが、機関室には往事の面影が残っている。


鉄道オタクではないが、SLの機関室はなかなか見応えがあり、つい引き込まれてしまった。諏訪湖にふらっとやってきて、思わぬ発見をした。

帰りに上諏訪駅前の「いずみ屋」さんへちょいと立ち寄り、名物の〝みそ天丼〟で舌鼓。甘辛い味噌タレでいただくワカサギ、川エビ、地元野菜の天ぷらは、ここにしかない美味! ぶらっと散歩し、ふらっと立ち寄る、こんな休日もいいものだ。

 

▲ページトップへ