キノコの山へ

2012/10/25/ 2:50:51
カテゴリー:森暦

蓼科で秋の味覚と言えば、キノコ!

別荘の庭にも、
色々なキノコがニョキニョキと顔を出しているのではないでしょうか。

以前、地主さんのご厚意により
別荘地近隣の森の中でキノコ狩りをしたことがあるので、
その時のエピソードを紹介しましよう。


秋も深まる10月中旬、あるキノコハンターに同行し、
ナラやシラカバ、クリやクヌギなど落葉広葉樹の雑木林の中へ。

キノコというと、
暗くて湿った場所にたくさん生えるようなイメージを抱きがちだが、
実際は、全くその逆で、
明るく風通しの良い場所に発生するキノコが多いと聞きびっくり。
「朝陽が当たる東か、
夕陽が射す西に面した尾根筋を探せという通説があるんですよ」とハンター。

確かに、森を奥へ奥へと歩いていくと
陽当たりの良い草むらに〝ジゴボウ(ハナイグチ)〟がたくさん顔を出していた。

晩秋を迎えた落葉広葉樹の雑木林は、
これまで光を遮っていた葉が落ちて、とても明るい。
林床まで陽が届き、キノコが発生するのにもってこいの環境である。

クリの倒木や切り株の近くに生えていた〝クリタケ〟

枯葉のなかから顔を出していた〝クロシメジ〟

ハンターおすすめのコースを一回りし、



戻って来たときには、このとおり!

鮮やかに色づいた秋の森に包まれて楽しむ〝キノコ狩り〟は、
いやはや最高でしたね!

しかも採りたての野生キノコは、香りも味も濃厚で、歯ごたえも絶品。
都内のスーパーで市販されているキノコでは、
なかなか味わえないもの。

キノコ狩りは、専門の知識がないと難しいため
簡単に楽しむことはできませんが、
蓼科だと、野菜の直売所などで野生のキノコが買えるケースもあるので
ありがたいですね!

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