長野、八ヶ岳の別荘地。鹿島　蓼科高原「チェルトの森」

今冬は雪が少なく、蓼科へ向かう中央自動車道もご覧のとおり。

周囲に雪はなく、八ヶ岳も山頂辺りに雪を乗せている程度。諏訪南インターで降りズームラインを上っていくと、まるで春山のような八ヶ岳連峰が迎えてくれる。

例年なら中央自動車道沿いに雪景色が広がっているのだが…。

雪が少ないと冬らしさは半減するものの、クルマは運転しやすく道も空いているのでスムーズなドライブが楽しめる。そこで、ちょっと足を伸ばして美味しいと評判の人気店へ。

向かったのは、ビーナスラインの蓼科湖手前にある手打ち蕎麦店「みつ蔵」。シーズン中は駐車場待ちのクルマが連なるほど混み合っているが、冬は比較的空いており、待たずに席に座ることができた。

「みつ蔵」は、石臼で時間をかけて丁寧に挽かれたそば粉を使った手打ち蕎麦が人気で、白く細い麺が特徴。今回は、温かい鴨ネギのつゆでいただく“鴨せいろ”を注文。

白く細い麺は見た目も口中に広がる香りも上品で、喉ごしも抜群。鴨肉の柔らかな食感と深みのある風味との相性抜群。

定番のサイドメニュー“出汁巻き卵”も絶品。

薪ストーブの炎を眺めながら上質な味覚を堪能し、なんとも贅沢な気分。人気店の手打ちそばをゆったりじんわりと味わえるのは、まさに冬だからこそ。こんな冬の過ごし方、くせになりそうです。